2012/06/20

Rustless Snook Devil T-shirt





イギリス式の「あっかんべー」をご存知ですか?

指をパーの形に広げて、その親指を鼻につけてみてください。そして残りの4本の指をゆらゆらと揺らすことで、更に馬鹿にしている感を助長することが出来ます。このアッカンベーをすることをイギリスでは「コック ア スヌーク」と言うのですが、そのフレーズが当地で広まったのは19世紀の後半なんだそうです。

このジェスチャーをしたデビルのマスコットが、主に戦前のマシンの後方に装着されていました。何故後ろ向きなのかというと、追い抜いたばかりの相手を小ばかにして、あっかんべーをするためだったのです。ちょっとしたいたずら心なんですね。中指を突き立てるような激しさとは違い、「あっかんべー」程度の軽い感じが何となくイギリス的な皮肉っぽさを象徴しているような気がします。

このマスコットにはいくつかの種類がありますが、今回Rustlessで素材として選んだものはお腹がちょっとでっぷりとしたもの。イギリスで永年愛され続けているエールビール(常温で飲まれる炭酸の少ないタイプ)を呑みすぎて、丸いビールっ腹をたくわえたデビル。一見紳士的な装いですが、足元には1950年代からロックンロール・ラバーに愛されたとんがり靴を履いています。

我々男子は、いくら歳を重ねたとしても、少年のようにやんちゃで生意気なところは一生変わらないのです。

そんなメッセージを込めてみた、英国式アッカンベーの小悪魔、「スヌーク・デビル」です。もちろんおてんば娘の貴女にもおすすめです!


インターネットで調べても、英語の意味としては紹介されているものの、デビルのマスコットが取り上げられているものは見つかりませんでしたので、ひょっとして日本初のネタなのかとワクワクしているのですがどうなのでしょう!?



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When you 'cock a snook' (the spread hand with thumb on the nose. It is called 'Five fingered-salute' in the USA. ) at somebody, you make fun of the person or you take a piss out of him. It is said that the history of this phrase can be back to somewhere in the nineteenth century when it became widely known in the UK.


Snooking devil mascots were often seen on pre WW2 machines at their back. The reason why the devil is facing backwards is because to cock a snook at the machine you have just beaten! There are some different type of designs but the one we chose this time has a big belly and we think that chubby shape was formed by drinking tons of bitter beers! (Very British, huh?) And we also dressed him like a gentleman with winkle pickers, which started to be worn by rock'n'roll lovers in the 50's.

Although we are supposed to be grown ups and gentlemen, we are still (big) boys and the cheekiness and naughtiness will never change!

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