2011/12/26

Merry Christmas and Happy New year.


Merry Christmas

&

Happy New year!


4ヶ月掛かってようやくダイナモがチェック&リビルトされて返ってきました。
昨年マグネトーをお願いした時は1ヶ月の最高のカスタマーサービスでしたが、
今回はなんと、多分忘れられてました。

イギリスにもこんなにいい仕事人がいます!と胸を張りたかったのですが残念・・・
職人を急かすまい、と待っていましたがさっさと催促すれば良かったですね。




サマーライディングの後半戦がすっぽりと抜け落ちましたが、ようやくT110復活です。
以前、タンクだけ出てきましたが、あのフォーバータンクの正体は
1954年のT110でございます。

イギリスにてスプリントレースに明け暮れた、ドックランズ・スピードショップの主に
鉄ヘッドはジェントルでいいぞぉと、そそのかされたのが
頭にこびりついてしまったようで
アルミヘッドと鉄ヘッドの乗り味を比べてみたかったのです。

鉄ヘッドモデルといっても、リジッド+スプラングハブではなくて、
スウィングアームモデルに惹かれていたので、そのこととフォーバー、
出来れば「ホット」バージョンが良い、と考えると
サンダーバードではなく、1954年、1955年のT110となります。

さらに、折角だからパイ・クラスのフロントハブ、
リム中心のペイントが残る年式、ということで54年となりました。
ちなみにキャブはモノブロックではなく、
フロートが別体のものが装着されます。

数ある車種の中からどうやって絞るのか、は楽しい悩みですが
その例の一つとして書いてみました。

ちなみに、T110は1959年にボンネビルが登場するまで、
トライアンフのフラッグシップモデルであり、
「TON UP BOYS」時代の代表的一台でもあります。

また、ツインキャブのボンネビルが登場してからは、ドナー車として
ツインキャブ化され、トライトンとして生まれ変わる車両も多かったようです。

超勝手な個人的意見ですが、
トライトンには上記のエンジンが載っている方が
当時の若者がハンドメイドした感があって好きだったりします。



この写真は2010年の夏に撮ったものでした。
その際にオーナーの方に、まさに自分が探している車両ドンズバです、
という会話を交わし、写真を撮らせていただいたのでした。

その数ヵ月後に、彼がガレージのスペースの都合から売りに出すと
友人から話をいただき、私の元にやってくるに至りました。

マーケットに出さずに、知り合いの繋がりで譲りたいと
オーナーの方が言われていたのですが、
その「つながり」として声を掛けていただいた、
思い出のある車両となりました。

来年も皆様のモーターサイクリングが
素晴らしい人の繋がりとなりますように。

今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

前田 宏行


2 comments:

  1. おお、New Commerですな!
    来年も宜しゅうに。

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  2. 実は1年ほど既に経っているニューカマーなのですが・・・!
    今年こそ来年もよろしくお願いいたします。
    続報をいつも楽しみにしております!

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