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2011/08/25

Viper revs!


うちの居候バイパーもこんな具合に毒を撒き散らせるように調教せねば。



この前のチョイ乗りでは。何かの弾みでホーンが勝手に鳴ってしまうことも判明。大したことではないですが、この映画の1分10秒~22秒のような感じ・・・ちなみに 「リトル ミス サンシャイン」、いい映画です。

2011/08/24

Viper is ready to bite!

本日も、英国車に興味の無い方にはまったく面白くない内容でございます。されど、この僻地ブログをわざわざ見てくださっている方々には恐らく楽しんでいただけているはず!?

オイルタンクにはこのようなフィルターが戻り側の別室に装備されています。

キャブレターの掃除&パーツ交換、オイルの交換、オイルタンクの洗浄、ガソリンタップのコルク交換。マグネトーは何もせずとも綺麗な火花だ飛んだためそのまま。

クラッチは少し滑っている感があるけれど、きちんと作動。ギアの入りも問題なし(ワンアップ、スリーダウン)。そしてクランキングすると、きちんと圧縮があり、吸気・排気がきちんと行われていました。タペットもこの調子だと大丈夫だろうと、カバーはあけたものの軽くチェックして終了。

フレッシュなオイルを入れ、オイルの戻りを確認。エキゾーストパイプをつける前に、まずエンジンがかかる兆候があるか試しにキックすると反応あり!

胸弾ませながら、フィッシュテールマフラーを装着して何度かキックすると気持ちよく目覚めてくれました、ベロセット バイパー! マイルドながらタンッ、タンッ、タンッ、タンッと歯切れの良い排気音で、スポーツモデルなんだと実感。これだけでエンジンが息を吹き返したので、何だか拍子抜けしてしまいましたが、やっぱり嬉しいですね。



パイロットスクリューを弄くっても、エンジンの動きに全く変化がなく、チョークを引き上げるとすぐにエンジンが停止してしまうため少し悩みました。が、モノブロックの透視図を見ていると原因発見。スロージェットを横着して掃除していませんでした。すぐにチェックしてみるとやはり頭頂部が完全に詰まっていました。これで問題は無事解決。



フロートは念のため、油面が調整できるものに交換。ニードルはプラスチック製のものからトップがゴム製(?)のものへ。コンセントリックのニードルと比べてみると、ほとんど同じようですが互換性はあるのでしょうか?



調子に乗って、近所をすこーし走ってみましたがやっぱりエンジンはすこぶるいい感じです。まだほんの低回転しか使っていませんが・・・これからはクラッチ側のチェックに入ります。

2011/08/21

Velocette Oil tank repair at Tosh's garage



バイパーのオイルタンク上部のブラケットが破損していました。(ラバーマウントではない、このタイプには良くあるダメージだとマニュアルに書いてありました。スラクストンやクラブマンモデルは改善されているところなんでしょうね。)溶接の腕は全く持っておりませんので、ロンドンでプロのメカニックをされている小川さんにリペアをしていただきました。






オリジナルのステーの厚さ自体も頼りないものでした。その上にもう1枚補強が入っていたようですが、モリモリと溶接を持っていた割には数点でしかとまっていなかったとのこと。まずは1枚切り出して裏面にあてがい溶接。



そして表面に返し、本来のブラケットの欠けた部分を再生。



TIG溶接していただきました。



これで一安心。バイパーのオーナーも喜んでくれるはずです!



様々な工作機械が並ぶワークベンチ。グラインダーにしても、バイスの使い方にしても「手馴れた」という言葉がぴったりとくる流れるような作業に本当に感服です。手早く、確実に仕事を行う「プロフェッショナル」ということを改めて考えさせていただきました。自分が思っていたリペアよりも遥かに綺麗な仕上がりにしていただきました。溶接という技術があっても、どのようにリペアするのかはセンスと経験ですもんね。



 ロンドンのコアなヴィンテージ・ハーレー乗りに信頼されるMR.TOSHこと、小川さんは古い自転車に熱を入れ過ぎて、20-30年代の自転車用整備台まで入手。そういえば、次号のサイクルヘッズ誌にイギリスでのイベントの模様が掲載されると思いますが、氏はそのイベントのオーガナイザー「リンカート・アタックス」の面子でもあります。小川さん、いつもありがとうございます!

2011/08/15

Monobloc 376/66 for Velocette Viper


ベロセットのキャブレター、何とも良い味が出ているモノブロック。スロットルとスライドがぴくりとも動かなかった理由は下記の通り。フロートが別のプレ・モノブロック、ボディーの真横にフロートが一体化されたモノブロック、そしてフロートが下部に収まったコンセントリック。進化が見えて面白いものです。そういえば、レーシング用のGPは最後までフロートは別でした。円筒が重ねられてつくられているデザインが良いですね。年代を遡っていくとまた新しい発見があるんでしょうね~。



ガソリンが溜まったままになっていた部分はこのような有様でした。全て清掃して、必要なところは新しいパーツを組み合わせて見ましたが、古いフロートのニードルがきちんとガソリンをとめてくれずオーバーフローしっぱなしなので再オーダー中。ちなみにこのグローブはMr. Manxさんがイギリスに来られた際にごっそりと頂いたもので、大のお気に入りです。全体的に薄手ですが、指先だけラバーコーティングされています。(このようなものです。http://www.officeliner-tokyo23.com/liner/gi/230617/ )ほぼ使い切ってしまったので、イギリスにて似たものを探して購入しました。オイルまみれになるときはラテックス、その他は前述のグローブで作業しています。指先の感覚も軍手などに比べるとはっきりしているのでおススメです。



フロート室は横のカバーを取るとこうなっています。(清掃前です!)プラスチック製のニードルはオーバーフローしやすいので、上部がゴム?素材のニードルが現在は多いようです。しかし、タンクの中の微細な異物がゴム部にひっかかりやすいので、キャブ本体にフィルターが付かないPreモノブロックやGPはタップのフィルターや外付けのもので予防が必要ですね。ニードルが下に向かって押し付けられる、コンセントリックでは起こりにくいトラブルでしょう。さすが進化型、と言ったところでしょうか。

2011/08/09

Volocette Owner's Club



ベロセットのオーナーズクラブに入会セリ。(車両は私のものではありませんが!)というのは、オーナーズクラブが運営するスペアパーツ会社から、メンバーだけがパーツをオーダーできるからなのです。そうすることで、オーナーズクラブは出来るだけ現存する車両の所在地とモデルなどを把握でき、また良心的な価格でパーツを提供できるようです。実際、パーツのやりくりをするのはクラブのボランティアの方々が行っているようで、オーダーのチェックは基本的に毎週木曜日のみ。オーダーシートもパーツ番号などは手書きで、計算も自分で行います。「ワンクリック、翌日発送」に慣れた現在ではまどろっこしいのも確かですが、そのスローさも楽しみの一つ・・・でしょうか。トライアンフなどと比べるとマイナーな車両なため、その分オーナーズクラブが担う役割も大きいのでしょうね。

ちなみに、トライアンフのオーナーズクラブの会報誌のタイトルは「ナセル」、BSA ゴールドスターは「ゴルディ」、ベロセットはマフラーの形状にちなみ「フィッシュテール」、そしてAJS&マチレスはそのぼってりとしたリアサスの愛称から「ジャムポット」となっています。

日本のベロセット愛好家の先輩方へ: 次号会報の「New Comer」欄に名前が載ると思います。新参者ではありますが、よろしくお願いいたします!

2011/07/31

Velocette Viper 1958


新しい仲間は黒猫、ではなくVelocette Viper!! バイパーは350ccのスポーツモデルで、500ccのベノムとの兄弟車になります。(ちなみに圧縮比はバイパーの方が高い仕様。) この車両、大家さんから「お借り」することとなった次第です。話せば長くなるのでばっさりと割愛しますが、以前の家の前でトライアンフをいじっている時に声をかけられたことが元々のきっかけでした。そして今は彼が所有するフラットの一つに住まい、彼の愛車を触らせていただくことになるとは不思議なものです。

大家さんが70年代半ばに購入し、ここ20数年はずっと納屋にしまわれていた車両。何度か譲っていただけないかとラブコールをしていましたが、色んな思い出がつまっているから今はまだ手放したくない・・・と言われていました。ここ数ヶ月、私がトライアンフのリファービッシュをしていることも知っていたので、その完成した車両を見て「こいつだったら無茶なことはしない。」とようやく思ってもらえたのかもしれません。駄目もとで今度は「良かったら貸していただけませんか?」というあつかましい問いに二つ返事でOKをいただきました!レストアをする訳でなく、エンジンをかけて走ってみるところが一先ずのゴールです。雨ざらしではなかった為、じっくりといい感じに錆びた「年輪」は全てそのまま残します。10年ほど前に、九州のオルドゲートさんに展示されてある一台のベロセットのエンジンを掛けていただいた時の興奮がどこかに残っており、いつかもっと知ってみたいと思っていました。また、日本に一時帰国した際にガレージへお邪魔した、大阪のS氏からベロセットのフレームのつくりなどを説明いただいたことも鮮明に記憶に残っております。




一番上の写真は、1956年当時の大家さんとお兄さんの写真。まだROCKERSという言葉が生まれる前の、Ton up boysやCoffee Bar Cowboysと言われていた時代です。You Tubeでも当時の興味深い映像が見られるのでまた紹介できればと思います。




タイトル「魚を狙う猫」

べったべたですみません。一度やってみたかったこのショット。丁度いい具合に、最近慣れてきたクロネコが庭に遊びにきたのでご協力いただきました。最初は慣れているような素振りを見せるだけで、こっちが近づくと猛ダッシュで逃げていっていたのに、最近は何とたまに触らせてくれるようになりました。でもまだ、「たまに」なんですが。




こちらは我が家の庭の常連のもう一方。よだれ掛けをしてるようなので「ビブ」と呼んでいます。黒い方はべたに「クロ」と呼んでいるのですが、日本語で話しかけているせいか、今のところ意志の疎通は出来ておりません。笑 良く見ると、後ろにはストーカー中のクロがおります。最近よく2匹がバッティングし、素っ気無い態度のビブに対し、じりじりと間合いを詰めてくるクロとのやりとりを眺めては楽しんでいます。




トライアンフもしばらく前に仕上がっております。イギリスに来てすぐに手に入れた愛車です。これまでは手荒に乗り倒してきましたので、少しでも恩返しできたのではないかと思います。またシート作製話などを改めて紹介させていただきます!




バイクバイクバイクだと一日があっという間に過ぎていくので、休憩がてら近場までサイクリング。ほんの10分ほど走るとこんな森があるのです。400年以上も前から変わらずにあるのだそうな。ロンドンも最近はようやくまた夏が戻ってきました。